ひ

とつの建築物をつくりあげるまでには、 実に多くの人々が、様々な分野で関わり合うことになります。
施主様との初対面から始まり、何度も繰り返されるミーティングとプレゼンテーション、建築設計、構造設計、見積り、確認申請、 多重の工事、中間のチェック… そして完成、引き渡しまで、数えきれないほどの手順が踏まれ ます。それは建築物の規模や構造が違っても、ほとんど変わり ません。

私

たちが主に関わっている「構造設計」は、 鉄骨であろうと、鉄筋コンクリートであろうと、また木造であろうと、常に自然の脅威に対して安全であり続けるための部材の 種類と大きさ、使い方を吟味し、調整する役割を担います。
そこに求められるのは、高度な技術力はもちろんのこと、時代とともに変化する顧客ニーズや法的環境、耐久テクノロジーへの 的確で迅速な理解力と対応力です。
そしてその土台となるのは、人とひととのコミュニケーション だと考えています。

そ

れらを踏まえ、私たちが追い求めている本質的なところは、 施主様やパートナーとなる技術者との緊密な対話から、何を 求められているかを感じ取り、アドバイスや対案を提案できる 人間力です。
10年後、20年後も使い勝手のいい建築物を産むのは、関わる 人たちとの親密で厳しくも楽しい人間味あふれる環境だと つくづく感じます。
その人間力を土台に私たちは更なる飛躍を目指していきたいと 考えます。